双子妊娠記録~妊娠後期~

双子妊娠記録

悪夢の胃腸炎事件

前回の記事にあったように、

息子の生活発表会があったので、

高速で2時間の自宅へ

母に運転をお願いして向かった。

里帰り早々、自宅へ戻ってきた。

生活発表会はとても素晴らしかった。

どうしても頑張る息子を観たくて

本当は遠出は控えた方がいいのだが

頑張って来てしまった。

三連休でもあったので、

息子と思い出を作ってから

実家に戻ろうと思っていた。

しかし、保育園では、胃腸炎が流行っていた。

そして、3日目、母はお腹を崩した。

私は身体がしんどかった。

午後熱を測ると、38度。

これは、やばい。すぐに横になり、

アクエリアスを買って来てもらい、

2階の寝室でひたすら寝ることにした。

しかし、背中が痛くて長く眠れない。

熱は上がる一方で、身体中がしんどい。

幸い、お腹の子たちの胎動は感じられ、

安心する。お腹の張りもそこまでない。

そして、吐き気も下痢もあり、胃腸炎だなと

確信する。

一階では、「大丈夫大丈夫」と

熱がないことをいいことに動き回っていた

母が、夫のオムライスを口に入れた途端に

トイレへ駆け込み、嘔吐した、、、

音が聞こえてきた。あららら。

夫が処理をしてくれて、

母も洋室にて、休むことになった。

吐いたことですっきりし、その後は

よく眠れたそうだ。

私の熱は相変わらず下がらず、

背中は痛いし、眠れないし、

気持ち悪さもずっとあり、

本当につらかった。

深夜、吐き気がもう耐えられなくなり、

1人トイレで嘔吐した。

周りに飛び散らないように気をつけた。

そして、意味はないと思ったが、

やらないよりはとアルコールで拭いておいた。

4日目、本来なら実家へ帰る予定だったが、

熱も下がらず、背中も痛かったため

断念し、もう一日寝て過ごすことにした。

母はもうすっかり元気になっていた。

息子と一緒にいるのに、遊べないし、

世話もできないし、つらかった。

その間、

おかゆは食べられるようになったので

おかゆだけ食べた。

5日目、やっと熱が下がった。

動悸はあったが、今のうちに、と

高速2時間かけて実家に戻った。

車移動が、しんどかった、、、。

でも、病院がある場所に戻ってこれたことに

とても安心し、気持ちも楽になった。

次の日、元気にはなっていたが、

病院へ念のため受診した。

血液検査、尿検査もしてもらったが

恐れていた腎臓の何かも引っかかることなく

異常なし、ということだった。

本当に何もなくよかった。

息子の晴れ姿を見られてよかったが、

やはり妊婦がしかも多胎児のお腹の大きな

妊婦が遠出することは危険だと

身に染みて感じた。

そして、実家に帰ってきて分かったのだが、

妊婦は、ベッドのマットレスが

柔らかい方が楽である。

これまで快適だった自宅のかための

マットレスでは全然眠れなかったのに対し、

実家の柔らかいマットレスは

よく眠ることができた。

妊婦には柔らかめ。新しい気づき。

この件もあり、

急ぎ入院セットをちゃんと揃え始めた。

主に、ダイソー、セリア、

アカチャンホンポ、西松屋あたり。

大体調べれば、よく出てくる物ばかりだが、

入院期間が長い分、

シャワーを浴びることが多く、

現在入院中の今、

シャワー室に持って行ける

小さい持ち手のあるカゴや

洗濯物を入れる買い物袋、

あとはS字フックは

大変助かっているグッズである。

あと、ニトリで買っていた

時間と日付と湿度、温度が

いっぺんに分かるこれも

助けられている。

ニトリで購入(990円ぐらい)

そしてそして、ワイヤレスイヤフォン。

ティッシュに耳かき、うちわ、鏡だろうか。

大体揃えられると、大きなカバンが

3つほどになり、かなり重たくなったが、

それとともに、安心感を得た。

そして、29週の妊婦健診では、

男の子1430g、女の子1463g。

女の子が男の子を超えていた。

前回27週の健診時より、200gほど増え、

先生からは単体児と同じぐらいの

ペースで大きくなっていると言われた。

安心安心。

久しぶりの息子と夫

久しぶりに会いに来てくれた。

石に絵を描きたいという息子を連れて

川で石拾いをした。

あまりたくさんは動けないが、

3人でまったり過ごすのはとても楽しい。

幸せな時間も束の間。

日曜日にはまた帰っていった。

息子はと言うと、

意外にもパパと2人暮らしを

順調にこなしている。

寂しかったのも最初だけで、

あとはいつも通りの日常を

パパと喧嘩しながらも

頑張って過ごしているようだ。

テレビ電話をたくさんしているが、

もう切るよ?と言われることも多く、

こちらが寂しくなるぐらいだった。

見えない寂しい何かは

絶対に秘めているだろうが、

適応力はものすごく感心した。

31週の妊婦健診では、

男の子1853g、女の子1921g。

2週間でまさかの400g越え。

子宮口もしっかり閉まっていて、

子宮頸管の長さも短くなっていないとのこと。

本来ならそろそろ一週間おきの

健診になるはずだが、

2週間後でいいでしょう。と言われた。

我ながら、優良妊婦である。

まあ、全ては育児もせず、

家事も母に頼りっきりなので、

優雅に過ごせている環境のおかげである。

ありがとう、母。

8ヶ月の体調、身体の変化

胃腸炎が治った後も、左の背中が

やはりずっと痛く、

病院で湿布をもらって貼っていた。

また左向きで寝ると、

心臓の音がうるさく、ドキドキして

眠れない。(左の背中も痛いダブルパンチ)

常に右を下にして寝ていた。

1000gを双子たちが超えた辺りから

お腹の重さをより感じるようになり、

特に寝返りや起き上がる際、

まるで大きなスイカを

お腹に乗せている感覚で、

よいしょっと一苦労だった。

また、血液検査で貧血と出たため、

鉄剤を飲み始めた。

飲んだあと、副作用で

気持ち悪くなるのが嫌だった。

また、不潔なものに敏感になっていた。

とくにトイレは、菌の塊のように感じ、

たまに来ていた祖父(認知症を患っている)

に対しても、トイレで粗相してないか

過敏になってしまった。

大好きな分、とても心が傷んだ。

腹囲は120cm。

そろそろマタニティズボンも

終わりだろうか、、、、。泣

いよいよ9ヶ月

もう8ヶ月なのか9ヶ月なのか

だんだん分からなくなってくる。

3月の終わり頃だったため、

河津桜がきれいだった。

息子と夫も2週間ぶりに来てくれて、

兄家族やみんなでお花見もした。

写真が上手い兄には

家族3人のマタニティフォトも撮ってもらった。

満足である。

桜と妊婦

遠出は出来ないが、近場のカフェに

母と行って、ランチやデザートを楽しんだり、

高校の時にお世話になった

美術の先生の個展を観に行ったり、

親友が子どもを連れて会いに来てくれたりと

そんな楽しみもあった。

ただ、だんだんとお腹の張りが増えており、

むくみも出てきた。

長くは歩けなくなった。

33週の妊婦健診では、

男の子2182g、女の子2424g。

2週間でまた3〜400g増えていた。

とくに女の子の成長はものすごい。

双子の赤ちゃんでは2500gあれば

NICUに入らなくて済むと言われている。

先生も驚いて笑っていた。

そりゃあ、重すぎて、腰も背中も痛いはず。

そして、また災難があった。

お風呂場でズルッと事件

この頃はもうお風呂に入るのも

一苦労。お腹が大きいため、

足の先やすねを洗うのも必死。

パンツを履くのも必死。

お風呂に入る際は必ず、

持ち手を持って入るようにしていた。

しかし、古いお風呂は

下に滑り止めがついていない。

足を踏み入れたのはいいが、

ズルっと滑ってしまった。

ぐっとかばって、転ばないようにした。

そこでなんと右腰を痛めてしまった。

右腰を痛めていることに気づかず

髪を洗い、体を洗い、

お風呂から出ようとしたとき、

「いたたたたたた!!!!!!」

歩こうとしたら、激痛。

右腰が痛いために、左足をあげて進むことが

できない。(重心が右に寄るため)

リビングにいる母へ大声で

裸で助けを求める。

走って駆けつけて来てくれる。

半泣きで、状況を説明し、

椅子に座り、色々としてもらう。

さぁ、立って自分の部屋に行こうとしても

やはり歩けない。

実家は自営業で一階が会社、

2階が自宅である。

あれなら行けるかもと、

一階の会社で使う、動く椅子を

持って上がってきてもらった。

これに乗り、部屋まで連れて行ってもらった。

夜間のトイレも母を起こし、

椅子に座らせてもらい、

移動してもらい、

便器に座らせてもらい、、、と

要介護状態だった。つらい。

次の日は、ベッドで寝たきりで過ごした。

ご飯も部屋まで持って来てもらった。

腰に湿布を貼り、痛みどめにと

処方されていたカロナールを飲んだ。

2日目の午後には少しだけましになっていた。

3日目には、ゆっくりだが、

歩けるようになっていた。

自分の回復力に驚く。

そして何より、改めて、

お腹を守れてよかったと思う。

すぐに、

実家のお風呂の底に敷く滑り止めと、

お風呂で人を呼びたい時に鳴らすブザーを

ネットで購入し、早速つけている。

34週の妊婦健診では、

男の子2270g、女の子2521gだった。

1週間で100gほど増えている。

まあ、女の子の方は2500g超えるよね。

そんな感想だった。

2人だけで、約5kg、羊水、血液、

胎盤などで約5kg。もはや10kgを

お腹につけている。

もうベッド生活である。

35週の妊婦健診では

男の子約2600g、女の子約2900g。

もはや、大きすぎて、正確に

測ることも難しいらしい。

そして、女の子は約3kg。

先生も笑っていた。

こんな感じの8.9ヶ月。

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